ボランジェ、
唯一無二の味わい
シャンパーニュ・ボランジェを知ることは、シャンパーニュを造り続けてきた偉大なるファミリーと出会い、ワイン愛好家たちと素晴らしい経験を共有するということです。
シャンパーニュ・ボランジェ
約200年にわたるファミリーの伝統を守る
情熱的なボランジェ・ファミリーの人々
個性豊かな人々の歴史
ボランジェの比類なきスタイル
ボランジェ・スタイルとは比類なきものであり、数々のワイン愛好家たちにもそう認められています。何世代にもわたり受け継がれてきた、厳格な手法と原則の尊重の賜物です。伝統に基づき、経験を何よりも大切にしてきました。このスタイルは果実のアロマを余すところなく表現します。
偉大なピノ・ノワールの力強さとコート・デ・ブラン地区のシャルドネのフレッシュさのバランスを保ち、濃密で繊細な存在感を持つボランジェ・スタイル。ボランジェのワインは、オーク樽で長期間酵母と接触させながら醸造することで、クリーミーな泡立ちを生み出します。常に新しい何かを提供する、唯一無二のテイスティング体験をボランジェは保証します。自社畑、ピノ・ノワール、マグナムボトルで熟成されたリザーヴワイン、木樽、そして時間。ボランジェ・スタイルは5つの明確な原則に基づいています。
自社畑
代々受け継がれてきた極上の自社畑
ボランジェは長年にわたり、シャンパーニュ地方の最高級のクリュの中心に自社の畑を築いてきました。シャンパーニュ・ボランジェの180ヘクタールに及ぶ畑の85%がグラン・クリュとプルミエ・クリュで構成されています。
モンターニュ・ド・ランス周辺のアイ、アヴネイ、トーシエール、ルーヴォワ、ヴェルズネイではピノ・ノワール。
コート・デ・ブラン地区のキュイではシャルドネ、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のシャンヴォワジーではムニエ。計7つの畑を、生産チームが育てています。
ボランジェのもう 1 つの特徴は、フィロキセラの被害を一度も受けていない 2 つの区画、クロ・サン・ジャックとショード・テールの2つの伝説的な区画を保持していることです。接ぎ木をしていないブドウの木は完全なる手作業で手入れをし、プロヴィナージュと呼ばれる「取り木」の技法を用いて繁殖を行い、この特別な遺産を守っています。最高級のシャンパーニュ、ヴィエイユ・ヴィーニュ・ フランセーズは、この伝説的な畑から造られているのです。
象徴的な区画の紹介
ピノ・ノワール
シャンパーニュ・
ボランジェの要
ピノ・ノワールは繊細な品種のため、あらゆる工程で手をかけてやらなければならず、気難しいブドウとも言われます。熟成にも非常に長い時間が必要です。しかしボランジェは、ピノ・ノワールがワインにもたらす比類なきフィネスを引き出すことで、造り手としての名声を高めてきました。
現在モンターニュ・ド・ランス周辺に植えられているピノ・ノワールは、ボランジェのブドウ畑の60%以上を占めています。これは偶然にも、スペシャル・キュヴェのブレンドにおけるピノ・ノワールの割合とまったく同じです。
ピノ・ノワールはその多様な側面で驚きをもたらし、上手に醸造すると熟したそのブーケのフィネスが際立ちます。
この品種がブレンドに占める割合が異例とも言えるほど高いことが、ボランジェ・スタイルの特徴であり、ワインに力強さ、ボディ、そしてワイン愛好家を魅了してやまないフィネスを与えます。これは創業当初から、シャンパーニュ・ボランジェのアイデンティティの要のひとつとなってきました。
時間
贅沢な時間
地下にあるセラーの世界に足を踏み入れて初めて、ボランジェにおける時間の重要性を十分に理解できるでしょう。まず第一に、すべてのワインに上質な複雑性をもたらすために、シャンパーニュのアペラシオンで定められた熟成期間の2倍から3倍もの時間、澱の上で熟成させています。この長い熟成が、アロマにたぐい稀な繊細さを、泡にビロードのような質感を与えてくれるのです。
メゾンにおける時間の概念はここで終わりません。ボランジェでは、自然の成り行きを見守ります。収穫がヴィンテージの基準に達しない場合は、翌年、あるいはその翌年まで待ちます。常に優先されるのは、量より質です。
この考えをさらに推し進め、極めて高い熟成のポテンシャルを秘めたラ・グラン・ダネのヴィンテージのみが、セラーでさらに数年以上寝かされ、有名なボランジェR.D.となり最も厳格なワインテイスター達の舌を唸らせるのです。
時に根ざした責任感と、人々、大地、そして私たちのルーツへのコミットメント